中学受験を舐めていた
受験ダディが小学生だったころ
クラスは学級崩壊してました。
経済的に余裕のある家でもなかったので
中学受験という存在を知ったのも
小学校卒業間近の頃だったと記憶しています。
そんな父親の娘が小4の3学期のとき
中学受験を頑張りたいと言い出した。
都立中高一貫校に行きたいと。
正直、個人的な経験やビジネスをとおして
多様性の大切さを感じているので
同じくらいの学力を持つ、
優秀な同級生ばかりと過ごす学生生活もどうかと思ったが
本人の要望を応援するのが基本姿勢なので
2年間一緒に勉強することにした。
それから、あっという間に2年経過、
都立中高一貫校の入試本番まで4日前になった。
子供の努力できる才能と
塾のノウハウで合格できると思っていましたが
全然違った。
子供と学んだ2年間と直近2週間
実際のところ、
中学受験はつくづく親子の勝負だと実感している。
人間を向上させるエンジンである
「不安」と「欲望」を親子で確認しながら、
努力で不安を打ち消し、
欲望を再認識してモチベーションを高める。
これの繰り返しで
人間力を高めてきました。
今回は新型コロナウィルスにより
例年の中学受験や受験勉強とは
比較できないような事態が数多く発生している。
その都度、親子で話をして
次どうするか、決めながら進めてきた。
一度目の緊急事態宣言も大変だったが
特に、直近の2週間は怒涛だったし、
まだそのさなかにいる。
新しい経験は面白い
年齢を重ねると
いろんなことが同じことの繰り返しで
抽象的に考えると、なおさらです。
それは中学受験も同様ですが、
血のつながった娘と親子で乗り切るという点では
初めての経験なので、
とてもスリリングでワクワクする。
娘本人はそれどころではないかもしれませんが
中学受験は人生100年で考えると、
ほんの数年のこと。
レバレッジを利かせるタイミングは
この後何度でもあります。
とはいえ、
娘にとって中学受験が
生活のほとんどを占めている現状は事実。
目線を上げて、将来を見据えて
今を必死でがんばれ。
受験生の我が娘。
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