親子で都立中高一貫校を目指す理由

父親の受験関連、雑感

少し長くなりますが、
親子で都立中高一貫校を目指す理由を
この直前期にまとめてみました。

中学受験で得てもらいたいこと

私が子供たちに求めることはただ一つ。

「生命力」です。

生命力というと、
抽象的でいろんなことが挙げられますが
そのすべてを備えてほしいと思っています。

もちろん、親が大したレベルではないので
限界はあると思うのですが
その中で、
自分自身の生命力を追及してほしいと願っています。

では、
具体的に言うと以下のようなものです。

  • 目標を決めたら最後の瞬間まであきらめない根性
  • 広くフラットに情報を集める視野の広さ
  • 興味を持ったことにまずやってみる勇気
  • 自分に不利なことでも事実と向き合う謙虚さ
  • 大きなことを成し遂げるため人を巻き込む和
  • 身の回りの危険を察知する用心深さ
  • 世話になった人に恩返しする常識

これらのことを備えていると
当然ヒトやモノ、カネが集まってくる。
大事にしてもらえる。

そんな大人になってもらいたい。
自分を取り巻く事実と向き合い、
現状を嘆いたり、悲観することなく
自分と周りをより良くするには
自分がどう行動するべきか、
そういったことを考えられる大人になってもらいたい。

そのために、
親が押し付けるのではなく
子供が望むならば、
都立中を受験することが良い方法だと考えました。

中学受験は通過点

私は、人生は勉強とチャレンジの
繰り返しだと考えています。

受験勉強をしたいならばやれば良いし、
嫌ならやらなくても良い。

でも、具体的な目標を自分に課して
そこに向かって精一杯の努力をする。
この意識は、
自分の子供たちには常に持っていてほしい。

その継続や繰り返しにより得る能力や経験が、
将来子供たちを守ってくれると思うからです。

なので、
中学受験があろうがなかろうが
自分を高める努力は必要で、
今後も継続しなければなりません。

そう考えると、
中学受験は人生の中で一つの通過点であり、
その結果よりも、そこまでの過程にこそ
本質があると考えます。

中学受験に対して、すでに勝っている

北斗の拳みたいですが、
多くの受験生は、
この時期すでに勝っているんだと思う。

親に強制されたわけでなく
自分で情報を集めて、
自分自身に大きな目標を課した小学生は
中学受験に対する勝負で半分勝っている。

そして、
ここまで黙々とコツコツと努力を続けて
目標に向かって自分自身を高めてきた小学生は
残りの半分も中学受験に勝っている。

あとの仕事は
志望校へのチケットを取りに行くだけ。
がんばれ受験生。

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