小5の1年間(動機づけの話②)

都立中受験(2021長女)振返り

今回は我が家の都立中受験、
動機づけの話②です。

今回の話は結論がわかるには
もっと長いスパンが必要な内容です。

前回の話が気になる方はこちらからどうぞ。

前回お話ししたのは
リビング学習による外発的動機づけに関して。

そこから
都立中を目指して勉強するエンジンを
内発的動機に転換できれば良いのですが
簡単なことではなかったです。

私たち夫婦が子供にもっとも持ってほしい
内発的動機は、主体性です。

「都立中に行きたいから勉強する」
「自分で決めた目標をやり遂げたい」
「誰が何と言おうとやる」

このようなモチベーションで日々の勉強に
取り組めれば、勉強時間以上の成長が
期待できそうですよね。

そんなふうに勉強してくれたら
誰も苦労しないよ、って思いますよね。

ウチもそうです(笑)。

とはいえ、
少しでもそのような考え方に
なってくれたらと取り組んだのが
以下の二つです。

  • 最終決断は本人の意思で
  • やってあげてる感を出さない

一つ目は、
都立中を受検するのを決めたときをはじめ
通う塾を決めるときや、
習い事を始めたりやめるときなど
比較的大きめの決断には本人が決めた
本人が最終的に決断したということを
確認して進めるようにしました。

少しずつ主体的に考えてるなと
感じるときもありましたが
受検直前に勉強スケジュールや
併願校を決めるときなどは、もう少し
自分の意見を持たないとと感じました。

二つ目は、
例えば「塾代を払ってあげてるのに」とか
「こんなに勉強見てあげてるのに」などを
前面に出さないということです。

理由は、親目線の
「(親)やってあげてる」から始まると
→「(本人)頼んだわけじゃないし」
→「(本人)やらされている」
といった流れになり、
主体性が減退するのではと思いました。

ですが、
これが良かったのかすらわかりません。
もっと言った方が良かったかも。

とりあえず、
目標に向かって努力する娘のために
家族が時間をかけて考えたことは
マイナスではないと思っています。

アメリカンインディアンの子育て四訓、
今は、三つ目と四つ目の間くらいかな。

一、乳児はしっかり肌を離すな。

一、幼児は肌を離せ手を離すな。

一、少年は手を離せ目を離すな。

一、青年は目を離せ心を離すな

アメリカンインディアンの子育て四訓

コメント