新型コロナウィルスの第1波が
拡大を続けていたころは、
日本を含めた世界中が混乱していました。
しかしながら、
世界が混乱していようと
受験生にとっての1か月は1か月であり
勉強してもしていなくても
同じように時間が過ぎていき
都立中高一貫校の試験日が近づいてきます。
公立学校が臨時休校になった3月は
在宅勤務になった父親と家庭学習を続けていました。
その間、enaが娘におこなってくれたことは
何日かに1回の5分程度の電話ヒアリング・・・。
まあ未曽有の事態ですのでしゃーない、
と思ってました。
ほどなくして
単方向の映像授業が開始されましたが
娘と一緒に授業を見てあごが外れそうでした。
ク、クオリティが、、、
録画配信なのに誤字があるし、
映像授業のメリットを生かさず
対面授業をそのまま撮った感じ。
さすがに今では改善されているでしょうけどね。
これやったらスタディサプリでええやん、
というのが正直な気持ちでした。
数日後、3月半ばに校舎長と面談があって
私が主張した意見はこちら。
- 急ぎ準備いただいたのは有り難いが
あのクオリティの映像授業を受けるために
enaに入っているのではないこと。 - 各校舎ではやくオンライン双方向授業を始めてほしい
- 現状ではアプリはZoomで充分であること。
そして、臨時休校と塾の再開を
どのように考えているのかをヒアリング。
校舎長がおっしゃっていたのはこちら。
- 双方向授業に関しては本部から、まだ何も情報が来ていないこと
本来は臨時休校が何か月も続くような
最悪のパターンを想定して
各校舎に何らかの次のアクション計画を
本部から伝えるべきだと思いましたが、
それも未曽有の事態なので受け入れようと
思っていました。
私がどうしても受け入れられなかったのはこれです。
春期講習は対面授業で実施します(希望者のみ)
これは、保護者からしたら
「実施してくれてありがとう」と
考える人が多いのかもしれませんが、
ひねくれている私はこう言いたくなるわけです。
春期講習ができるんだったら定常授業もできるのでは。
と。
じゃあなぜ春期講習はできるのに定常授業はできないのか。
私の考えた理由を
そのまま書くと怒られそうなので、
ヒントだけ書きます。
定常授業に関しては規約に感染症などによる
授業の停止は返金義務がないと明記されているそうです。
そして、enaの母体である学究社の
2020年1-3月期の業績を確認すると
過去5年間で最高の利益でした。
そらそうですよね、
授業をしていないのにお金が入ってくるんですから。
臨時休校が続き、
緊急事態宣言を目前に控える中、
定常授業はしないのに
春期講習を実施に踏み切った理由を
論理的に説明していただきたかったですが
情報がない校舎長につめよっても
しょーがないのでやめました。
その後、取り組みに一貫性がないことと
オンラインの双方向授業などの導入予定を
示してもらえないことを理由に、
一つの目安として、対面授業が始まるまで
4月から休塾することにしました。
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