受験生にたいして、
先入観がどのような悪さをするかというと
決めつけからくるケアレスミスや
挑戦する前からの諦めなどでしょうか。
ですが、知識や経験がなければ
先入観にとらわれることはありません。
かと言って、学ばなければ成長できないので
先入観は非常に厄介な存在です。
我が家の子供たちも、
やる前から「無理」と言ってみたり
意味不明な自信だけで「それくらいできる」
と言うことがあります。
先入観を正しく恐れるために必要なことは
「決め付けはダメだな」
「決め付けは危ないな」という経験を
できるだけ多く積み上げることだと思います。
先入観を打破できるような情報は
喜んで子供たちに共有します。
例えば、
世界地図を逆さにしてみせたり
錯視により知覚のいい加減さをみせたり。
そんな中、先日yahooニュースで
すぐに子供に話した面白い記事がありました。
いきなりですが問題です。
正四角すいと立方体(正6面体)を同じ大きさの正方形の面でひっつけると何面体の物体ができると思いますか?
答えを考えてから下に移動してください。
正解は、9面体です。
計算式は正6面体の6、正四角すいの5から
引っ付けるために使った面の2を引いて
6+5ー2=9
と、考えると思います。
次の問題ですが、
正四角すいと正三角すいを同じ大きさの正三角形の面でひっつけると何面体の物体ができると思いますか?
同じように答えを考えてから下に移動してください。
正解はなんと
5面体です。
私も思いっきり先入観にだまされました。
すぐに方眼紙をもってきて、
四角すいと三角すいをつくって
子供と一緒に試してみたら、
そのとおり、5面体になりました。
実際に作って現物を見てみると一目瞭然なんですよね。
過去や歴史、経験に倣うことも重要ですが
それらはときに過信や先入観になり
成長を阻害する化け物になりますよね。
自分も頭カチカチ人間にはなりたくないし、
子供たちには自分の物差しで限界をつくらず
チャレンジしてほしいなと思います。
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