「セレンディピティ」という言葉をご存知でしょうか。
セレンディピティとは
私が初めてその言葉を知ったのは、
15年くらい前にある方の講演を聞いた時でした。
ホレース・ウォルポールというイギリスの
小説家が考えた造語で、意味は、
「幸運な偶然を手に入れる能力」とのことで
運なのに能力って、どういうこと?
と思った記憶があります。
研究者がイノベーションに対するひらめきや
気付きに対してよく使われる言葉だそうです。
間違ってたらごめんなさい
都立中受験前に読んだブロガーさんの声
長女の都立中受験を迎えるにあたり
たくさんのブログを拝見しましたが、
都立中に合格されたブロガーさんの多くが
「運が良かった」
「幸運だった」
と、振り返っておられるのを目にしました。
私はそれらを見るにつけ、
セレンディピティを思い出していました。
運じゃなく能力なのでは、と。
セレンディピティを発揮する
私は勝手に、
「セレンディピティ」を「準備力」と解釈しています。
一言で準備力と言ってもたくさんの要素が含まれていると思います。
例えば、
- 役立ちそうな情報を集めること
- 一通りチャレンジしてみること
- 良いと判断したものを深掘りすること
- それらを繰り返すこと
- 時には自分の立ち位置を振り返ること
- 受験本番から逆算して計画すること
- 志望校の適性検査を知ること
- やらないことを決めること
- 勝てる部分をもっと鍛えること
- 最後まであきらめない心を持つこと
- ・・・・・・・・・・
都立中学受験にパスするために必要なことは
分解すると、もっともっとあると思いますが、
本来は「たまたまやってくる幸運という偶然」を
「自分から迎えに行く取り組みや心構え」により
運を運ではなく能力に転化させる準備が必要なのだと考えます。
しかしながら、
それらをやり切ったと(本人が)思っても、
運をつかみきれない厳しさが都立中受験にはあるのも私の印象なわけで、、、
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