今朝、このようなニュースを読みました。
■話題の「オール5」中学校の改革校長が「内申点が高くてずるい」批判に反論
この記事は都立高校受験に備えた
内申点に関するものですが、
都立高校と同様に都立中学受験にも
当てはまると思い、興味深く読み進めました。
特に都立高校受験においては内申点の割合が
30%もあるので、その評価方法は超重要。
千代田区にある麹町中学校が実施した改革は
以下のようなものだそうです。
その「古豪」が再び注目を集めることになったのは、2014年に赴任した工藤勇一・校長が断行した改革だった。工藤氏は、宿題の全廃、担任制の廃止、定期テストをやめて「単元テスト」にするなど大胆な仕組みを次々と打ち出したが、なかでも物議を醸したのが徹底した絶対評価の導入だった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/347d030cf860fa41f5561ce2d27365d4f1e0cc53
~ 中略 ~
極端に言えば、学年全員が(単元テストで)90点を取れば、全員に「5」が付き、全員20点未満なら全員「1」となる。
昨年3月に工藤校長から違う校長先生に変わって
新たないざこざがあるようで、
そこは当事者の方にしかわからない部分で、
私が意見を言う立場にはありませんが、
注目したいのは以下のような明確な評価基準です。
20点未満は1、50点未満なら2、80点未満は3、90点未満は4、90点以上は5
https://news.yahoo.co.jp/articles/347d030cf860fa41f5561ce2d27365d4f1e0cc53
何度でも挑戦できる単元テストで点数を取れれば
全員が該当の評価を得ることができる。
何度でも挑戦できて、その結果が評価にかえってくる。
この考え方こそが、勉強の本質だと思うわけです。
学校は生徒の「何度でも挑戦する姿勢」を
評価できる仕組みづくりに大賛成です。
受験本番は一発勝負なので、
そのストレスに耐えられる訓練は必要ですが、
知識を蓄積するために努力を継続する生徒を
支援する(チャンスを付与する)ことも
大切だと考えます。
単元テストの難易度が学校や先生によって
異なってくる、など新たな課題もあるでしょうが、
「評価基準が明確で何度でも挑戦できる」
素敵な考え方だと思うのだけどなぁ。
コメント