身近で尊敬できる人

受験日記(家族全般)

「子供4人を東大理Ⅲに」とかで
メディアにたくさん出ているすごい親御さんがおられます。

私も実生活で同じようにすごいと思える人がいました。

私が大学生のとき、ある個人店舗で
6年間アルバイトをしていまして
そこのオーナー兼店長がなんとも
形容できないタイプの方で、尊敬できる魅力的な人でした。

年齢でいうと20くらい上なのですが
そんな感じのしない兄のような雰囲気で
モチベーションを上げるのが非常にうまく
「すごい」「すごくない」を屈託なく
やらしい感じなく表現する人でした。

その人にほめられるとうれしいし、
しかられても不思議と素直にあらためようと思えるのです。

そんなオーナーとのやり取りが、
私の性格に影響していると感じることが、
今でもよくあります。

オーナーの奥さんにもお世話になりました。

地方の大学で一人暮らしをしていたことから
ときどきお店に食事を差し入れしていただけるのです。

ちなみに、そのお店はオーナーの方針で
私の大学の学生だけをアルバイトに雇ってました。

そして、お二人のすごいところは
お二人にはお子さんが3人いて

2人は国立大医学部に進学してお医者さんに
もう1人も国立大学を卒業して医療関係の仕事をしています。

3人とも素直でめちゃくちゃ性格が良い優しい子なんですよ。

さらに、私と同じスポーツをしていて、
3人とも私より強いw

ここまでなら、教育熱心なご両親の元
すくすく成長されたんだな、という話ですが
お二人の希少性、レア度を高めているのは
私がアルバイトしていた、すなわち
オーナーが経営していた職種のことなんです。

レアすぎて、そのまま言えませんが
そのお店のお客さんには、
普通のサラリーマンに加えて、
元ヤ〇ザや風〇嬢、ホ〇ト、ス〇リ〇プ劇場の経営者
パ〇プロ、デイトレーダーも来るような
多様性の宝庫みたいな職種だったのです。

そのような仕事をされていて
お医者さんを二人も育てられた人というのは
他にいないだろうと思います。

オーナーも謙遜して
「自分も家内も全然勉強できなかったけど、
子供がこんなふうに育つなんてなぁ、ははっ」
と、おっしゃっていましたが、
私に言わせれば、小さい時から上手に褒められて
気分よく勉強やスポーツに取り組んできたら
そら成長するでしょう、という感想でした。

あの屈託のない褒め方、距離の詰め方を
私の文章力ではきちんとお伝えすることが
できず恐縮ですが、私が子供と接するとき、
オーナーを意識しているのは間違いないことです。

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