オミクロン株が急拡大、中学受験を迎える受験生の親ができること

父親の受験関連、雑感

今回はセンシティブな内容が含まれますので、
正確な情報の収集と判断は自己責任でお願いします。

東京都において、新型コロナウィルス陽性者数が急拡大しています。

82→103→151→390→641→922

といった具合です。

個人的な見解では、
緊急事態宣言が発出されるのも時間の問題だろうと考えています。

一方で、感染者が増えようが収まろうが
都立中の受験日は毎日近づいていきます

昨年もこの時期に2回目の緊急事態宣言が発出され、
受験生は自己防衛を検討する必要がありました。

末松大臣はオミクロン株の濃厚接触者となった受験生について、PCR検査の結果が陰性で、受験当日も無症状であるなどの要件を満たせば、別室での受験を認めると発表しました。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000239757.html

というような発表が先日政府よりありました。

ちなみに現在東京都では、このように濃厚接触者を定義しています。

陽性となった方の発症日よりも2日前以降(無症状の方は検体採取日よりも2日前以降)から療養終了日までは、感染可能期間といい、周囲の方に感染させた可能性がある期間となります。
この期間に接触した方のうち、次の範囲に該当する方は濃厚接触者となります。

1.患者と同居、あるいは長時間の接触(車内・航空機など)があった人
2.適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護した人
3.患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い人
4.その他、手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策(マスクなど)なしで15分以上接触があった人(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)

(国立感染症研究所「積極的疫学調査実施要領」より)

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/tamafuchu/shingata_corona/corona_sesshoku.html

この4つの項目で一番可能性が高いのは
1番目の同居者すなわち家族の感染
でしょう。

昨年は我が家では弟と妹がいるため、
コロナに感染しないように祈っていましたが
子供は無症状である場合が多いらしいので、
一番のリスクは両親の感染であったと思います。

その点父親である私が、緊急事態宣言下では
在宅勤務が可能でしたので、
なんとかリスク回避はできていました。

また、受験シーズンを終えたあとに聞いた話で
知り合いの家庭では、家の中でもマスクを
付けさせられていたお父さんの話を聞きました。
もしかしたら、感染対策だけでなく
濃厚接触者と判断されないための予防策だったのかもしれません。

万一、身近で新型コロナウィルスで陽性と
なった人が出てきた場合も、
受験生、受験生の親が濃厚接触者に
該当するかどうか、念のためのPCR検査を
受ける前にきちんと確認するべきだと思います。

PCR検査は一定の偽陽性がでてしまう
らしいので、そこを運に任せるのはリスクが大きすぎます。

できるかぎり、濃厚接触者と判定されない生活を継続することが望まれます。

問題は受験当日に発熱してしまった場合です。

昨年は
「受験会場入口の体温検査で37.5度以上の発熱があれば、無条件で受験できない」
という規則だったと思います。

おととし以前は、
たしか発熱者は別室受験だったと思いますが
今年はどうなることでしょうか。

先の報道の一次情報を調べてみると、
濃厚接触者だけでなく、
「発熱・咳等の症状のある者」についても言及されていました。

⑦別室の確保
発熱・咳等の症状のある者や無症状の濃厚接触者のための別室を設けること。

https://www.mext.go.jp/content/211228_mxt_daigakuc02_000005144-1.pdf

この指針は、
文科省が大学入試選抜実施要項を
各都道府県に通知したものですが、
これが都立中受験でどこまで反映されるかは
情報を見つけることができませんでした。

長い期間、努力・勉強して挑戦する中学受験、
体調万全で力を試すことができることを祈るばかりです。

がんばれ、受験生。

最後に、受験生の子供を持つ医療従事者の方には
あらためて頭が下がる思いです。

コメント