志望校に照準を合わせた直前期の学習

父親の受験関連、雑感

いよいよ都立中の受験本番まで30日をきりました。

否が応でも緊張感が高まり、
いつもなら何のことはない日常でさえも
目に見えないプレッシャーを感じるようになってきます。

去年のこの時期は、
「自分が受験生本人だったら、どれだけ楽か」
と、何度思ったかしれません。

中学受験の経験がない自分にとって
12才の子供がどのような心持ちで受験を迎えるのか、
親として子供とどのように接するべきか、
すべてが初めての経験の中で、
何とか悔いのない中学受験になることだけを願い、
1日1日を長女とともに過ごしてきました。

当時を振り返ってみて、無駄だったな、
むしろやらない方が良かったな、ということも、
自分自身の無知から子供に課してしまっていました。

次女の中学受験に向けて、備忘録として書いておく。

気分転換のSPI試験

12月までは何度か遊びで解いていた公務員試験やSPI試験。

直前期にこれは次女の時にはやりません。

平面図形の良問ならいくつかありましたが、
類似の公立中高一貫校の問題から抽出した方が本番に役立ったと思う。

直前期は大きな焦り、目に見えない圧力により
気分転換でやってることさえも不安な気持ちを増大させます。

ゲームや動画でさえも。

「この方法で気分転換すれば大丈夫」
という提案も真剣に
考えて準備しておくべきでした。

傾向の違う学校の試験問題

都立中の適性検査であっても、
独自作成問題においては、
傾向が全然違う場合があることを認識しておくべきでした。

簡単すぎてもダメで、変な安心感や不安感を持たせただけでした。

直前期、特に最後の2週間に解かせる問題は
多すぎるくらいの量を真剣に吟味して
事前に用意しておくべき
でした。

前受校の解き直し

前受校の問題はいくら適性検査型と言っても
都立中の問題とは似て非なるもの。

このことを子供と事前に何度も話しておいて、
よくできても調子に乗らない、
できなくても絶対に気にしない、
中学受験の本番を経験することで、
前日、当日や休み時間の過ごし方や
雰囲気に慣れることだけを目的としていることを
確認しておきます。

その証明として解き直しもしない。

難易度も傾向も異なる前受校の受験問題に
惑わされたことは、超絶時間の無駄でした。

まとめ

都立中受験は一発勝負なので、
志望校の問題に自分自身をどこまで最適化できるか
問題の振れ幅に対応できるくらいの余裕を持てるか
これらの力を高めるための良問を集めることで
子供をサポートしてあげれば良かったと反省しています。

直前期に子供の実力と志望校のギャップを
最短距離で埋めるサポートをできるのは、
親だけです。

いろんな志望校、いろんな学力をもった生徒をみている塾の先生ではありません。

悔いのない中学受験になることを祈っています。

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