都立中受験を取り巻く数字を整理してみました。
東京都の小学6年生の生徒数はざっくり10万人。
都立中の募集人員数はざっくり1,500人。
応募者は約7,000人なので、全体の約7%、
全体の約1.5%しか都立中には入れない計算になります。
75人に1人ということなので、
3クラスの中で1人くらいということでしょうか。
学力的な視点では、公立小学校の生徒の中には
都立中より学力が必要な難関私立中に入る生徒や
学力は充分あるが中学受験を回避して公立中学に
進学する生徒もいるので、独断的にいうと
75人中少なくとも5番目以内には入っておかないと
都立中受験当日の勝負に持ち込めないように思います。
クラスでいうと1番か2番ですかね。
75人中5番目、上位6.6%、
つまり、受験する人しない人すべての人を
含めた偏差値で65あれば勝負できる範囲内と思われます。
この偏差値は、同学年全体の試算なので
塾の模試で得られる偏差値とは母集団が全然違う
という点で注意が必要です。
都立中の適性検査は、ケアレスミスをしない
基礎学力だけでなく、いろいろな視点から物事を
考える発想力も求められるので
当日の逆転ができそうに思われがちですが、
漢字や計算、暗記ものの偏差値が65以上
あるところから初めて勝負の土俵に
上がれるのではないかと、数字を整理してみて感じました。
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