今日は我が家にとって一つの節目、都立中学の合格発表の日です。朝9時に受験生である長女と妻と私の3人で画面の前に座り、がんばってきた娘本人に画面を操作させて結果を確認しました。
最初はつながりにくかったものの数回の試行で合格発表の画面に。
結果は、、、
ない。
何度見返しても、ない。
涙をこらえきれない娘に、何とか声をかける。
「我慢しなくて良いんだよ。」
「泣いて良いんだよ。本気でやってきたから出てくる涙なんだから。」
と。
「おまえの頑張りをお父さんはずっと見てきたよ。一緒に勉強した2年間、特に最後の2週間の頑張りは本当に素晴らしかったよ。」
「合格させてあげられなくて、すまんかったな。」
と。
娘や妻の表情は、涙で滲んでわからなかった。
しばらく娘の背中をさすり、
「お父さんは仕事に戻るね。お母さん頼むよ。」
と言い残して仕事に。
娘とがんばってきた記憶が頭をよぎりながらの資料づくり。手につくわけないが仕事をこなす。
トイレに行くついでにポストをのぞくが手紙なし。
繰り上げ通知の可能性がないかが気になる。
10時、11時、12時、
確認しても手紙なし。
私自身の気持ちに区切りをつけて、
昼休みに娘と話しました。
今だからこそ伝えておきたいことを。
今まで積み上げてきた努力は絶対に無駄ではないこと。
これまで支えてくれた周りの人に感謝すること。
今の悔しさを忘れないこと。
自分と同じように悔しい思いをしている仲間の気持ちを思いやること。
今日はいっぱい泣いて明日から気持ちを切り替えること。
できるだけ早く新しい目標を決めてがんばること。
悔しくてたまらない娘は泣きながらうなずいていましたが、どこまで伝わったかはわかりません。
1時と2時にもポストをのぞきましたが、やはり手紙なし。
2時半すぎ、インターホンがなり小1の弟がいつもどおりの時間に学校から帰ってきたと思っていたら、少し経った後、娘と妻の悲鳴とも歓声ともつかない叫び声が。
二人が私の仕事部屋にやってきて
「お父さん、繰り上げ通知が来た!」
繰上げ合格候補者通知が来て、首の皮が一枚つながりました。
娘は現在塾の報告会に行っています。明日、連絡が来てくれると良いのですが、、、
しかし、公平な試験であり結果は真摯に受け止めるつもりですが都立中学の壁は厳しすぎると思うのは私だけでしょうか。
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