機会があれば試してみたい勉強法

父親の受験関連、雑感

都立中学受験の直前期に思いついた勉強法、
得点アップを見込める予感がありましたが
直前期でしたので実際には実行しなかった勉強法です。

見てしまったケアレスミス

時間をはかって予想問題に挑戦している
娘の姿を斜め後ろから見ていると、
見てしまったんです
娘がケアレスミスする瞬間を。

文字が書かれた完成したサイコロがあって
展開図に文字の向きが間違えないように書く、
よくあるやつです。

娘が答えを考えて回答欄に記入する前に、
先に私は頭の中で解いていて、
「あ、出題者は多分あのマスの向きで引っ掛けようとしてる」
というのが伝わるような問題で、
なんと、娘が絵に描いたようにその場所で引っかかって間違えたのです。
ほんの少し注意して考えれば絶対に間違えない問題です。

このとき間違えた理由は、
適性検査の時間が足りないという意識があるため
最後のマスを書く前に早く次の問題に行かなきゃ、
という気持ちが強かったからで
これはリアルタイムで見ていたからこそ
わかることで、どれだけ解答欄を見ても
本人に思い出してもらう以外方法がありません

というより、
思い出せないからケアレスミスとひとまとめにして呼ぶのだと思います。

適性検査の時間が足りない

適性検査の問題は、一見解けそうだけど
試行錯誤を繰り返すにもかかわらず
なかなか解答まで辿り着かず時間だけを
浪費してしまったりします。

一方で、確実に時間がかかるけれど
時間を掛ければ必ず解ける問題もあったりします。

そのような問題の複合で結果的に
時間が足りなくなるというのが
過去問演習をするときバッドパターンでした。

これらを解決するかもしれない勉強法

そこで思いついたのが
ビデオカメラで撮影する
勉強法です。

通常、解答欄の計算式のメモをみて
どこで間違ったか知ることが多いですが
過去問演習をビデオで撮影すれば一目瞭然ですし、
時間配分をトレースすることで、
どこに時間を要してしまっているか把握できます。

例えばこんな感じ、

  • 00:00 全体把握
  • 00:15 大問1開始 問題文読む
  • 03:20 大問1-1、解答記入開始
  • 03:45 大問1-2、試行中
  • 05:20 解答せず、大問2へ 問題文読み始める
  • 07:10 大問2ー1、解答記入開始(計算間違い)
  • 07:55 大問2-2、問題文読む
  • ・・・・・・・

こうすることで、
いつどこでどのようにミスをしたか
どこの時間を短縮できそうか
、などを
解いた本人と一緒に画面を見ながら
改善をはかれるのではと考えました。

スポーツ選手ならば、プロはもちろん、
小学生でもビデオで撮影して分析するのが
当然なのに、受験勉強でも同じ方法を
思いつかなかったのは、
先入観や固定概念が邪魔をしてたからでしょう。

残念ながら我が家の場合、
この方法を思いついたのが1月末でしたので
そこで実施したとしても、原因がわかるのみで
改善する時間がなく不安が増幅するだけだろう
と判断して実行しませんでした。

この方法は、分析も含めるとサポートする親に
大きな負担がかかる点が問題ですが、
考え方に賛同いただける保護者の方がいたらうれしいです。

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