都立中の募集人員が増えた年の倍率

父親の受験関連、雑感

2021年の都立中高一貫校の中で
富士高等学校附属と武蔵高等学校附属は
2020年の120人の募集人員から160人に増えました。

令和3年度東京都立中等教育学校及び東京都立中学校入学者決定応募状況(一般枠募集及び特別枠募集)|東京都教育委員会ホームページ
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私の当初の予想は、定員が増えたぶん
応募する人数も増えるだろうと思っていました。

ところが、ふたを開けてみると
武蔵は横ばいで富士は大幅減少という結果でした。

都立中受験全体の応募人数も減少している
ので、横ばいでも実質上昇と言えるの
かもしれませんが、富士にいたっては
それを超える減少率でした。

仮に同じ母集団で同じ問題で
受験したとすれば、昨年61から80番目の
成績だった生徒は合格するわけで、
増えた募集人員と同じ割合で応募人数も
増えると考えていたのですが、
どのような心理が働いてこのような結果になったのか、とても興味がわきました。

自分なりの仮説を考えてみました。

  • ボーダー付近の応募者が増えると予想して回避した結果、野球のお見合い状態になった。
  • 私立中の併願層が本命ではない学校で不要なリスクを追えないと回避した。

両国高等学校附属や大泉高等学校附属も
近いうちに募集人員が増える可能性が
あると思われ、その年の応募人数の動向は
あらかじめ考慮しておいて損はないでしょう。

また、武蔵や富士の募集人員増加から
2年目の動きも気になるところです。

同じ傾向が続くのか、揺り戻しになるのかどうか。

とはいえ、募集人員の発表は10月頃との
ことですので、募集が増えようがどうなろうが、
行きたい中学校に全力でチャレンジする
という意気込みを持つ受験生が最終的には強いのかもしれません。

がんばれ受験生。

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