都立中受験の特例措置、正直な感想

父親の受験関連、雑感

『令和4年度東京都立中等教育学校及び東京都立中学校入学者決定における特例の措置について』という発表が今月21日にありました。

理解が追い付いていないのかもしれませんが
私の感想を述べたいと思う。

当該校の特例による検査措置申請者数÷当該校の一般枠募集における実質倍率(※)=[1]
ア [1]の値が1に満たないとき 募集人員を1名とする
イ [1]の値が1以上のとき 募集人員を[1]の値の人数とする(小数点以下を四捨五入する)

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/release20220121_07.html

これは、要するに
コロナの感染者が1人だったら、
募集人数1人分ということでしょうか。

つまり、小石川中学は応募倍率4.59倍なので
感染者が4人までなら1人、5人いたら2人分
ということですね。

この特別枠数の計算方法は、なるほどと思いました。

次にこちら

一般枠募集の出願の際に、小学校から提出された「報告書」を点数化した報告書点が、一般枠募集合格者の報告書点の最低点以上である者のうち、報告書点と面接点とを合計した総合成績の順位により合格者を決定する。

https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2022/release20220121_07.html

選考は内申点と面接だけで決めるらしいですね。

そして、
『 一般枠募集合格者の報告書点の最低点以上』
の部分は、平均値とか中央値にした方が良いのではないでしょうか。

100人以上合格者がいる試験では、
内申点がめちゃくちゃ低くても合格する
適性検査マスターみたいな受験生もいるはずで、
過去の合格者の内申点のばらつきを見て決めたか疑問。

本募集人員は、令和3年10月14日発表の「令和4年度東京都立高等学校等の第一学年生徒の募集人員等について」に加えて定めるものです。

「加えて」ということは、
募集人数が160人の都立中は、
それ以上の人数が入学するということでしょうか。

160人枠を減らして特別枠に充てるのでないならば問題ないと思います。

最後に私の意見、
前例のない面接だけの試験で正当な
評価ができるとは思えませんが、
生徒数が純増するだけならほかの受験生への影響は軽微なのかもしれません。

一般枠で倍率5倍でがんばった受験生に対して
特別枠は1倍の可能性もあるわけで
合格でも不合格でも不公平感を感じる受験生が
いそうですし、個人的には特別枠の人数分、
繰上げ合格候補者も面接の対象にしてあげれば
と思うのですが、私の立場だと違う感情も混ざっているかもしれません。

とにもかくにも、
がんばれ受験生。

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