前回の投稿では2023年の都立中適性検査Ⅱを解いてみた感想を紹介しましたが、今回は続けて2022年の適性検査Ⅱを解いてみました。
もちろん次女が過去問に挑戦したうえでの親父解いてみた的なやつです。
「都立中の2022適性検査Ⅱの算数、だから難しすぎるって」としてお届けいたします。
都立中適性検査Ⅱの闇
結論で言うと、都立中の適性検査Ⅱの特に算数分野、難しすぎるって。
受験生の心を折りに来てますね。
適性検査Ⅲがある都立中の場合、モチベーションを保つことも重要で心を折られずあきらめない気持ちも合格に必要な要素になってきそうですね。
鍛練を繰り返してきた受験生が、簡単にあきらめることは無いにしても、マイナスの感情を引きずるのも良くないですね。
この適性検査Ⅱで何を知りたいのか
試験問題は結局は学校側が、こういう問題を解ける生徒に入学してほしいというメッセージみたいなものなので、この難問から生徒のどんな要素を知りたいのかを、あらためて考えてみることにしました。
- 忍耐力
- 臨機応変
- 勇気
いろいろな見解があると思いますが、私はこの3つでまとめてみました。
適性検査Ⅱの算数に必要な忍耐力
まーこれは都立中の適性検査全体に言えることですが、我慢強さが必要で、問題文を集中して読み進めて速く正確に書いている内容を理解したうえで、試行錯誤を繰り返すことができる能力が大切です。
適性検査Ⅱの算数に必要な臨機応変
2022、2023の適性検査Ⅱでいうと、算数を後回しにして社会に取り組むことが凡人の受験生にとって重要な要素だと思います。
臨機応変にこの問題に時間をかけたらやべーという判断ができる柔軟さがないと、まんまと出題者の罠にはまってしまうことでしょう。
適性検査Ⅱの算数に必要な勇気
この勇気にはさらに2つの意味があります。
それは、わからない問題は大問でさえも捨てる勇気、そして解けそうなときは思いきって突き進む勇気です。
2022年のモール問題はややこしい条件や細かな前提を気にせず突っ込んだほうが素直に答えに到達するように思います。
気になる人は実際に問題を解いてほしいところですが、仮の答えを出してから確認したら答えだったというパターンもある問題でした。
まとめ
2年連続で、都立中の適性検査Ⅱは算数が激ムズで、受験生の心を折りにいってる問題でした。
次女も今の段階ではまったく通用しませんでした。
2024年がどうなるかについては、もっと大きい視野で検証する必要がありますが、マニアックな問題を出しすぎて、受験テクニックで突破できるような受験になるようでは都立中の未来も危なそうですね。
適性検査Ⅱの算数は、問題自体はワクワクする良問なのに、簡単な社会と並列で出題されることで本来の意味をなさなくなってる気がする。
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