中学受験、時間配分を最適化してケアレスミスをなくすタイムラプスを使った勉強法

中学受験(2024次女)ブログ

女子御三家と都立中を目指す次女。

これらの学校に合格するには正直次女の地力がまだ不足していると感じていましたが、日能研の難関校日曜特訓や冬期講習を乗り越えてきて、ようやく志望校の背中が見えてきたように感じていました。

日能研で鍛えられてきた実力を受験本番で最大限発揮できるように「タイムラプス勉強法」を応用した時間配分の最適化とケアレスミス対策に挑戦してみました。

今回は女子御三家の算数で実施しました。

タイムラプス勉強法とは

タイムラプスとはスマホを使ってコマ送り動画を撮影するもので、あまり容量使わず動画を作成できます。

タイムラプス勉強法とは、スマホで勉強動画を撮影するため、撮影中はスマホを触れなくできることと、映されていることによる集中力の強化に使われています。

タイムラプス勉強法で過去問を解く目的

タイムラプス勉強法を使って過去問を解く目的は以下になります。

  • 問題の優先度付け確認
  • 時間配分の最適化
  • ケアレスミスの見える化

過去問を解く次女の動きを分析することで、過去問開始から終了までどの順番でどのような時間配分で過去問を解いていき、どのタイミングでケアレスミスを起こしてしまったかを動画で確認することで、自分がミスをする傾向を知りケアレスミスの再発を防ぐというものです。

タイムラプス勉強法の流れ

タイムラプス勉強法を過去問に取り入れる大まかな流れです。

  1. タイムラプスで撮影して過去問を解く(本人)
  2. 問題を3つに振り分ける(本人)
  3. 回答した時間をメモする(長女)
  4. 採点する(私と長女)
  5. 時間配分を振り返る(3人全員)

今回の挑戦は都立中に通う長女にも手伝ってもらいました。

3番の回答した時間をメモすることで、差分からどの問題に何分時間を費やしたかがわかります。

問題を3つに振り分ける方法

女子御三家の過去問算数の時間が終了した後、採点する前に次女に問題を以下に分類して蛍光ペンで印を付けさせました。

  • たぶん正解の問題
  • 間違ってるかもしれないけど、時間があれば解ける問題
  • わからなかった問題、時間をかけても解けなさそうな問題

これらは自分の意識と採点結果の相違、時間配分の偏りの振り返りに活用します。

過去問の結果と時間配分の振り返りによる気付き

過去問を解いた結果は、最低でも70点、できれば80点くらいほしいところで、67点でした。
2年まえ、日能研の一番下のクラスだったころを考えるとこの結果だけでも本当に驚きでした。

過去問終了後、時間をかけても解けなさそうな問題に選び、実際にゆっくり解き直しても答えを導き出せない問題に10分費やしており、時間を掛けたら解けそうな問題が一問空白だったのです。

まずは、この一問に時間を掛けたかったという気付きが一つ。

最後に残した難問に使った10分のうち2分をその問題に使ったとして、残りの8分を突っ込む判断がどうだったか、3~4分で見切りをつけることができなかったのかという点です。

5分を見直しに使ったとして、時間内に見つけられれば解けた問題が5~10点ほどありました。

これを受けて、次から過去問をとく際は、解答を記載した時に、見直し要不要を印をつけることにしました。

3つめは、自信をもって解けた問題のケアレスミスはほとんどなかったこと、なんとなく自信の持てない問題で部分的に間違いがありました。

これらのことは次女の感覚と結果が近く自分を客観的に見ることができていると言えそうです。

まとめ

撮影して過去問を解くという方法は、次女にも負荷がかかるのと細かい部分も見える化してしまうため、結果によっては自信を喪失してしまう可能性もあるためタイミングが難しかったですが、今回実施して本当に良かった。

次女の実力が女子御三家の合格ラインに近づいていることがわかった。

そのうえでさらに高いレベルを求めると、テスト時間内での時間配分を最適化して判断をうまくすれば、少なくとも3点、うまくいけば10点以上プラスできる実力があることが共有できました。

次は都立中の適性検査でも試してみよう。

あと少し、がんばれ次女。

コメント