冬休みくらいまでは、そう思っていました。
平凡な親に育てられた子どもが、東京の女子中学校の最高峰、女子御三家なんて目指すこと自体がどうかしている、無謀すぎる。
当初は、そんなふうに思っていました。
次女に対しても、そのような話に近い表現で何度も話してきたつもりです。
ですが、5年生の夏休みに学校訪問した印象をもって、女子御三家を目指すという気持ちは日に日に大きくなっていったみたいでした。
小4の3学期に一番下のクラスから始まった日能研での学びは、6年生になるときに何とか校舎の一番上のクラスになり、難関校日特が始まる直前にギリギリ日特への参加資格を得ることができ、難関校日特で地をはっていた成績も、冬休みが終わるころにはかなりの好成績を残せるくらいまで実力をつけてきました。
記念受験から、もしかしたら?と思えるくらいまで次女が成長したことは、もう驚きどころか自分たちの理解をはるかに越えている印象でした。
人が高い目標を持つことは、ここまで潜在力を引き出す力になるのか、と思い知らされました。
そんな中、今日の都立中の試験を終えて、家族で一緒に見た女子御三家の合否の結果は、不合格でした。
受験直後に聞いた国語、理科、社会の出来から、もしかしたら?という気持ちはありましたが、合否確認後に解答速報で知った算数のミスが痛かった。
女子御三家の試験でミスをしてしまうとリカバリが難しいですね。
ミスは悔しいと思うけれど、それも含めて今の実力でしょう。
本人もすっきりした表情をしているので、あとは時間が癒してくれると思います。
親としては、都立中と二方面でがんばるという難しい決断をした勇気と今日までの努力は本当に素晴らしいし次女に対して尊敬の念を抱いてます。
次は都立中の合格発表。
明日から気持ちを切り替えて、ゆっくり春からの新しい環境に備えよう。
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