先日、高校受験関連で、こんなニュースがありました。
私立・博多女子中学校で公立高校の入試願書を学校側が出し忘れ、生徒3人が志望校を受験出来なかったことがわかりました。
https://kbc.co.jp/news/article.php?id=11979280
締切日が他の県立高校と異なるため、手続きが漏れて2時間遅れて提出したものの受理されなかったそうです。
「2時間遅れくらい受理したれや」
というのが私の考えです。
大規模システムの自動処理が進んで特別対応したら他の受験生に影響があるかも、とかじゃなくて、人が3行追記するだけの話なんだから、やってあげたらええやん、て思います。
「公平公正を…」
「前例をつくったら今後が…」
とか言う人、結局自分の立場を守りたいだけですよね、リスクを取りたくないだけで、受験する子供のことなんて考えてないですよね。
臨機応変に対応できない末路
願書なんて自分で出したらええやんと思って調べたら、内申書を学校から出さないといけないので、余計に個別対応が増えて作業が煩雑になる問題が発生するみたいですね。
ま、今回教育委員会が「公平公正」に対応いただいたおかげで、
●高校は願書提出の責任が取れない
→個人が願書提出するようになる
→教師の雑務が増える
→教師不足に拍車がかかる
→子供のために時間が取れなくなる
みたいに結局誰も得しない結果になるかもしれませんね。
まとめ
今回の教訓は、自分自身が震えながらでも子供のことを考えた決断ができる人間でいたいなあ、ということと、自分の子供たちにもそのような臨機応変さ、柔軟さ、寛容さをもった大人になってもらいたいなあ、という点でした。
ルールそのものが人間がつくったもので、完璧ではないという前提でルールを守りつつ、より良くするため改善していけるような社会であってほしい。
それにしても、被害を受けた子供の心のケアが心配です。
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