小6の2学期後半(油断からくる落とし穴)

ena(エナ)

都立中高一貫校の受験まで
およそ3か月と迫った11月、
新型コロナウィルスによる不規則な
夏休みを無難に終えて、節目となる
家族のお出かけもして、
あとは都立中の受検までひた走ろうと
親子で意気込んでいましたが、
そこに思わぬ落とし穴がありました。

この時期に発生した問題は
志望校別模試の成績が上がらない
ということと、
それに伴う娘の心理状態の悪化でした。

油断からくるスキ

「志望校別模試の成績が上がらない」という
問題に気付いたのは、恥ずかしながら
実は受験が終わった後でした。

春先から夏休みにかけて
ぎりぎりの判断が続いただけでなく
慣れない家庭学習に取り組み
その夏休みが明けて、9月の都立中合判で
かつてないくらいの思わぬ成績を残して
完全に油断していました。

enaには学判テスト都立中合判
適性検査模試とがあり、11月から
志望校別の模試が始まりました。

受験ダディは、
それらを同じように捉えており
模試ごとの目的や問題の質の違いを
細かいレベルで把握していませんでした

2学期以降。学判テスト、都立中合判が
毎月のように実施される中、
たまに成績の思わしくない模試がありました。

志望校模試だけ毎回低調だったのです。

11月の志望校模試の偏差値が【52】
12月は【51】でした。

しかし、それ以外にも頻繁に行われる
学判テスト、都立中合判では、
総合偏差値がほぼ【60】以上だったので
悪かった2回は単にそのときの問題との
相性であって、苦手な問題を消し込んでいけば良い
と考えてしまっていました。

志望校を想定した問題で
という視点が欠落していました。

完全に受験ダディのミス。

都立中志望校別の日曜特訓が始まる

同じころ、志望校別の日曜特訓が始まり、
そこでの成績もなかなか安定しないところから
娘の不安が徐々に増していきました。

そこでも、日曜特訓で行っている内容を
正確には把握しておらず、志望校の試験で
出てきそうな単元を解説されている
くらいに思っていたのです。

実際には、
enaが作成した適性検査Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの
予想問題を解き、解説に合わせて
順位が発表されていました。

問題点まとめ

あらためて、
この時期に直面した問題はこちら。

  • 志望校別模試の成績が上がらない
  • 娘の心理状態が悪くなる

そして、その原因は以下です。

  • テストごとの目的を把握していなかった
  • 偏差値の推移を線で見ていなかった

要は、私の油断からくる調査不足であり
問題の本質を見抜けていませんでした。

2学期後半になり、
単に同級生の地力が上がってきたことにより
成績に差がなくなってきていると考えていました。

これはある意味正しいことだと思いますが
相対的な問題ではなく、自分たち自身の
状態や課題を把握する努力が不充分でした。

敵を知り己を知れば百戦危うからず

娘が漠然と感じていた心配や不安を把握できず
受検に向けてチューニングすれば問題ない、
と楽観的に考えてしまっていました。

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