偏差値と日曜特訓の成績から考察できること

ena(エナ)

こちらは2020年2月以降の長女の偏差値推移です。

まず偏差値について考察する前に
テストの種類を簡単に説明させていただきます。
内容が間違ってたらごめんなさい

学判テスト 学力判定テストの略で、その名のとおり生徒の学力を定期的に定量的に判定するために実施するテスト。理系、文系などに分かれています。
適性検査模試 適性検査方式で実施される模擬試験。適性検査ⅠからⅢに分かれています。
都立中合判 都立中の合格判定を行う模擬試験。志望校を設定して志望校ごとの順位が出てくるが、問題が特定の志望校向けでつくられているわけではない。
志望校別模試 志望校ごとでenaオリジナルの問題を作成して実施する模擬試験。

次に、こちらは日曜特訓で受けた模試の成績です。

日付  上位から●%  
2020年10月1週    10%
2020年10月1週4%
2020年11月1週55%
2020年12月1週7%
2020年12月3週30%
2021年1月2週25%
2021年1月3週24%

日曜特訓・・・各都立中別でenaがつくったオリジナルの適性検査を受けて、その日のうちに答えを解説してもらえるカリキュラム。受検直前だと基本的には該当の都立中を志望している生徒だけが受講していると思われます。

考察

  1. 学判、合判ともに概ね60以上で安定
  2. 志望校模試では50強と苦戦
  3. 日曜特訓では、上位25~30%の実力

学判、合判ともに概ね60以上で安定

長女の学判、合判の偏差値は安定していましたが
受験直前の志望校模試や受験本番の結果を
考えると総合偏差値で一喜一憂するものではなさそう。

おそらく、理系や文系ごとの成績や適性検査
ⅠからⅢの結果でも一喜一憂してはいけないと思います。

単元レベルまで掘り下げて結果をうけとめて、
苦手分野をつくらず、直前期や都立中受験の
本番を迎えるための指標にするべきでしょう。

別記事でも言っていますが、
学判が示すように大きな苦手単元なく、
指導いただいていたことが本当に助かりました

志望校模試では50強と苦戦

この数値から言えることは二つあって
一つ目は、学判、合判が良くても志望校の
予想問題では(少なくとも娘は)通用しないということ。

二つ目は、11月、12月に志望校模試で
50強であっても、2月の本番には間に合うということ。

この差を埋める最後の1か月の訓練が
「受験はテクニックか議論」になると考えており。
個人的には、テクニカルな部分はとても重要で
基礎力をベースにしたテクニックとメンタル、
3つを包括した運が必要なのだと思います。

日曜特訓では、上位25~30%の実力

この数値は実は絶妙な値であって、
さすがenaの指標である、と言えることと
娘がなんとか実力通りの力を本番で発揮できた
ということがわかるものになります。

理由は、enaの占有率が41~70%
(2021年速報:enaのHPより)とのことなので
毎回全員が受けているわけではないとすると、
日曜特訓では30~50%くらいが
合格ラインかなと考えました。←勝手な解釈

偏差値は母集団が本番に近いほど価値が高まる
ので実際はもう少し緩くて平気かもしれませんが
enaの日曜特訓からは、娘は合格圏ぎりぎりの実力
ということがわかり、最終的な結果としても
そのとおりになったと言えると思います。

学校ごとでenaの占有率が異なるので
目標値は少しずつ変わってきますが、
(少なくとも娘の結果からわかる)日曜特訓の
精度は役所に怒られるレベルだと思う(笑)。冗談ですよ

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