都立中受検25日前(適性検査分析と対策)

ena(エナ)

都立中受検まで1か月を切り、
小学校の冬休みが終わるころ、
政府より2回目の緊急事態宣言が
発出されました。

その頃、娘から焦りからくる不安な言葉が
多く見られるようになりました。

ここでも書きましたが、
その焦りがどこから来ているのかを
受検が終わるまで正確に
理解することはありませんでした。

※原因はまた詳しく描きますが
私の油断と娘の性格的な弱点に起因しています。

とはいえ、都立中受検が近づく中
これまで積み重ねてきた力を発揮できない
不安があることは伝わったので
今さらですが、お父さんによる、
志望校の過去問分析が始まりました。

過去問分析と対策

志望校の過去問を分析するにあたり
過去5年分の問題を一気に解きました。
※これ、めっちゃ疲れました。

そして、娘の現状の実力をふまえて
残り3週間で訓練して埋めていく部分を話し合い
勉強スケジュールを計画しました。

適性検査Ⅰの対策

前提として、適性検査ⅠはⅠからⅢの中で
直前の得点アップがもっとも難しい分野であること。

今まで積み上げてきた努力が
そのまま反映されやすく、
娘は充分に合格圏に入っていることを共有、
つまり、enaで教えてもらってきたことを
確認しつつ過去問に取り組めば
まったく問題ないことを確認しあいました。

読解問題で線を入れる、印をつける、
作文では前提条件を網羅する

過去問を解くときは、
読解問題と作文の時間配分を意識しながら
取り組んで、時間いっぱい使って
得点をあげるように話しました。

適性検査Ⅱの対策

適性検査Ⅱでは、算数、理科、社会が
それぞれ大問一つずつで出題されてます。

45分あるものの解けそうで解けない
問題にはまると、時間が足りなくなるので
過去問を解くときは、
優先度をつける訓練を心がける。

前提として、enaで続けてきた過去の努力と
12月の1か月間、毎朝一緒に取り組んできた
問題文の音読により、文章の黙読スピードと
理解力は、すでに父親を超えていました。

自信を持って良いレベルであることを共有。

適性検査Ⅲの対策

適性検査Ⅲは1分あたりの得点が高いため
適性検査ⅠやⅡの結果によって、
あきらめたり油断したりすることがないこと、
逆転できるし、逆転される可能性があることを確認。

そのうえで、時間がかかる計算問題や
試行錯誤が必要な問題が多い適性検査Ⅲも
問題の取捨選択が重要であること、
過去問に取り組む際は、以下の3つに分けて
判断、振り返りすることを共有しました。

  • 簡単に解ける問題
  • 時間を掛ければ解けそうな問題
  • 時間をかけても解けないかもしれない問題

この3つをいかに早く切り分けて
短い時間を有効に時間配分することが
得点アップの近道であることを話し合う。

適性検査対策のまとめ

直前期の適性検査対策は、
子供の状況により大きく異なると思う。

娘の場合、enaで基礎的な要件の多くは
かなり鍛え上げられていたので
受検のテクニカルな部分とメンタルな部分に
集中して取り組むことになりました。

単元による多少の実力のデコボコについて
それを直前期に指摘するのは
マイナス要素のほうが大きいと判断して
大きな配点で出題されないように
祈る部分もありました。

本番に向けて自然な形で娘が
自信を持てるように促すことを心がけました。

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